東京都千代田区Gマンション:事例紹介:デザインショップまちや

コンセプト

「コラボレーション」をコンセプトに、都心居住におけるコミュニティースタイルを提案。セキュリティーを万全にした上で、地域に開かれたコラボレートカフェ、25階にある居住者のみが利用できるクラブサロン、及びクラブサロン内で週3日のみ運営されるオーナーズバーを計画。サロンでは定期的に映画上映会や音楽会、ワインセミナーなどを開催し、大人をターゲットとしたコミュニティーのあり方を探っていった。

TR1サロンでの演奏会

<開発の背景> 千代田区飯田橋操車場跡地再開発「アイ・ガーデン・エア」におけるアフォータブル住宅(付置義務住宅)として計画された当マンションは、総戸数249戸と同時期開発された汐留再開発内集合住宅や品川再開発内集合住宅と比べ小規模であったが故に、競合プロジェクトにはない新鮮なコンセプトを搭載することが必要条件とされた。そこで、これまではプライバシー絶対重視の傾向が強かった都心マンションの既存イメージを壊し、様々な出会いの中での新しい都心生活の楽しみ方を提案した。

TR2コラボレートカフェでのアート作品展

共用施設の内容

「コラボレーション」というキーワードを、この街と地域とのコラボレーション、この街の住民同士のコラボレーションに分類。地域とのコラボレート拠点として、アイ・ガーデン・エア内の遊歩道に接する1階に、カフェ機能を併設したギャラリー「コラボレートカフェ」を設置。この施設は住民だけでなく、近隣オフィスで働く人や地域の人も利用できるオープンな運営となっている。また、居住者同士のコラボレート拠点として、皇居を眺める25階に「クラブサロン」を設置した。クラブサロン内で週3日間限定の運営がなされるオーナーズバーは、居住者のくつろぎの場として、また居住者同士の自然な出会いの場として人気が高い。 その他、クラブサロンに隣接して、厨房機能をもつ多目的室「プレゼンテーションルーム」や、商談や打合せなどに利用できる「応接室」が設置されている。

TR31F:コラボレートカフェ
TR425F:オーナーズサロン

共用施設活用例

コミュニティー活動においては主に2つの施設が利用された。1階コラボレートカフェでは、子ども夏祭りや音楽会など、多くの居住者の目にふれさせたい行事が行われた。目論見通りに、行事中にたまたまエントランスを通りがかった居住者が飛び入り参加することも多く、またガラス越しに遊歩道から興味深げに中を眺める歩行者がいたりと、活動していることを多くの人に伝えることができた。 25階クラブサロンでは、居住者懇親会やワインセミナー、各種サークル活動が行われた。25Fだからこそ、ゆっくりと落ち着ける上質なデザインを求め、IDEEにデザインを依頼。木の暖かみを感じるこの空間で、人々が都心のストレスから解放され心を開いてくれることで、初めて人と人がつながるスタートラインに立つことが出来るのである。

TR6都心でスイカ割り。it's cool!
TR7時にはライブハウスとして

◎事業主:日商岩井(株)、大和ハウス工業(株)、日商岩井不動産(株)、JR貨物・不動産開発(株)
◎設計:日建ハウジング(株)、施工:清水建設(株)
◎竣工年度:2004年3月
◎コミュニティ形成支援期間:2004/4-2006/3