千葉県千葉市Sマンション:事例紹介:デザインショップまちや

コンセプト

「フィールド・オブ・ドリームス」をコンセプトに掲げ、広い芝生広場の魅力を共用施設の分散配置によって引き出していった。

アイプレイス1貸し菜園とクラブハウス

<開発の背景> 稲毛駅前大型商業施設に隣接して計画された本PJ。駅前立地マンションでありがちな都市的魅力を全面的に打ち出したす企画案も検討されたが、採用されたコンセプトは「フィールド・オブ・ドリームス」。敷地規模を活かした広大な芝生広場によりプロジェクトのスケール感を表現することはもとより、この芝生は単なる芝生ではなく、人と人、人と地域をつなぐフィールドであると定義し、総戸数634戸という大規模マンションにおけるコミュニティー形成を積極的に提案していった。単なる駅前マンションの枠を越えたライフスタイル提案型の商品企画は、結果的に多くの支持を得ることに成功した。

アイプレイス芝生の広場

共用施設の内容

小川の流れる芝生の広場をとり囲むように、エントランスラウンジ棟、クラブハウス棟(クラブサロン、パーティールーム、音楽ルーム、多目的ルーム、ゲストルーム)、クラフトルーム棟、キッズルーム棟、貸し農園を配置。自然の風景に馴染むように、全ての共用棟を平屋造りとし、外壁もガラスや自然素材を多用した。
分散配置型共用施設はともすると計画先行型でつくられ、結果、施設の利用率を大きく低下させることも少なくないが、本プロジェクトの場合は利用率においてさほどマイナスの影響を感じさせない。ちなみに、住棟から共用施設への動線上での屋根の設置はない。

アイプレイス3芝生の広場にはケヤキの大木
アイプレイス4クラフトハウス
アイプレイス5小川で遊ぶ女の子

共用施設活用例

芝生の広場では、盆踊りや音楽会、ビアパーティー、フリーマーケットなど、想像できるあらゆる行事が行われ、多くの住民の参加を得ることができている。 住棟とは離れて計画されたサロンではあるが、昼間は自由に出入りできるため、通常は母親たちの井戸端会議の場として活用されている。サロンにはグランドピアノが置かれており、音楽会や音響ルームを練習場としているピアノサークルの子ども達の発表会なども開催されている。 パーティールームではお母さん達のランチパーティーや子どもの誕生会、パン作りサークルなどのコミュニティー活動でも頻繁に利用されている。 ガラスで覆われたエントランスラウンジでは、趣味のサークルの作品発表会や、クリスマスなどの飾り付けが行われ、街の顔として大いに利用されている。

アイプレイス6傾斜天井のサロン
アイプレイス7吹き抜けのスタジオは気持ちいい
アイプレイス8パーティールームでチョコづくり

◎事業主:日商岩井不動産(株)、(株)日鉄ライフ、日商岩井(株)、(株)ジャパンエナジー、トータルハウジング(株)
◎設計・施工:長谷工コーポレーション
◎竣工年度:2000年12月
◎コミュニティ形成支援期間:2001/1-2002/12