はじめてのお手伝い

大学・社会人を通して建築やまちづくりの計画に関わってきたOさん。知人の紹介でまちやが運営するクラブハウスに定期的に入ることに。コミュニティー運営の現場に定期的に携わることで、クラブハウスという建物が持つ意味・意義を実感したとのこと。

午前中は小さな子供を連れたお母さん達に大人気

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クラブハウス外観
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街のたまり場

さわやかに晴れたお昼前、週に2日、金曜土曜にクラブハウスでオープンしているコミュニティ・カフェの準備を始めます。珈琲メーカーをセットし、玄関テラスのオーニング(庇)をかけてガーデン・テーブルセットと看板を出します。朝イチ音楽を選んでスイッチONすれば開店準備完了!
早速、お母さんとお子さんがお見えになりました。金曜日のコミュニティ・カフェは保育園入園前の小さなお子さん連れのお母さんに大人気。先ほどのお母さんもお弁当を持参してママ友数人と待ち合わせです。お母さんたちの女子会ではいろんな話で花盛り。日頃の聞いてほしいことや、ご近所のこと、保育園、幼稚園、小学校のこと等など。昔の井戸端会議がカフェ内で安心して展開され、地域の情報がゆるやかに行き交ってる様子がよくみられます。時には公園での出来事のことなど、街の安全に関わる情報も話題になっています。子どもたちも、カフェの日ばかりは「静かにしなさい!」と怒られずに広いカフェ空間でのびのびと仲良く遊んでいます。クラブハウスの隣には、コミュニティ・ガーデン『丸太の庭』があり、室内遊びに飽きた子どもたちは『丸太の庭』へ遠征に。お母さんたちは窓の地近くの席に移り、子どもを見守りながら心おきなくお友達との午後の一時を過ごせます。 今日は大入り満員で、もう1グループのお母さんたちもランチタイムにやってきました。子どもたちはすぐに一緒に遊び始め、お母さんたちもお互い自己紹介。同じ年頃のお子さんを持つ、新しいご近所さん増えましたね。

午後は常連のご年配のご夫婦も。この街のみんなが気にかける場所に育っています

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思い思いに時間をすごしています

午後からは常連で来てくれるご年配のお父さん、お母さんがコーヒーブレイクにみえました。「今日はたくさん来た?」とコミュニティ・カフェのことを気にかけてくれます。ご夫婦やご家族でくる方、お一人で来て下さる方は、わたしたちスタッフと一緒にお茶することもよくあります。ちょっと人寂しい時や、気分転換、街の様子がここに来ると何かしらわかるという安心感がほしい時など、みなさん気軽によって行かれます。

夕方に、お買い物帰りのお母さんとお子さんがお立ち寄りになりました。大好きなカプチーノを飲んで一息の後、絵本コーナーでお子さんに絵本を読んであげていらっしゃいます。コミュニティ・カフェに併設している絵本コーナーは、きれいな絵の絵本、街の絵本、自然のことを学べる絵本、シリーズ物の絵本など、素敵な絵本がたくさん!少し大きなお子さんは、自分で選んで一文字一文字ゆっくり、お母さんお父さんに読んであげている光景もよく見られます。絵本は大人が読んでも見ても結構、面白い。改めて「絵本って、奥深いんだなぁ」って感心しますよ。

今日最後のお客さまは、最近引っ越してきた若いご夫婦。以前、『丸太の庭』で行った鍋パーティーのイベントに、カフェの常連さんが連れてきてくれた方で、今回は奥さんと一緒にカフェに遊びにきてくれました。カフェに来て、スタッフにクラブハウスのこと、クラブハウスで開催しているイベントのこと、クラブハウスの利用方法のこと、この街のこと、これまでの自治会の夏祭りのこと、ここへ来る人たちの様子などを聞いて、わたしたちの街ってどんなところ?という安心感を得てらっしゃったみたいです。

本日はいつにも増して賑わったコミュニティ・カフェでしたが、それぞれの笑顔、くつろぎが溢れ、いろいろな情報が人から人へ伝わり、人と人がカフェを介して繋がり、また、カフェで新しい仲間と出会えた1日でした。

ここは住民に安心感・親近感を与える場所だということを実感

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第一土曜日は絵本の読み聞かせ
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居住者の信頼厚いOさん、Mさん

「街にはコミュニティが必要だ」といいますが、「コミュニティって何だろう?」って考えると難しい。ここ、クラブハウスでの週末コミュニティ・カフェでは、人と人とが自然に出会える場所となって、気軽に立ち寄れるみんなの共有の場所、行けば誰かに会える、行けば街やみんなの様子がなんとなくわかる場所になっています。特に、新しく引っ越してきたばかりの方は、お知り合いも居ず新しいコミュニティに馴染んでいけるか不安と期待でいっぱい。そういう時に自治会の行事等とは別にコミュニティ・カフェのような定常的に行ける場所があるということは、安心感になり、親近感になり、コミュニティへの帰属意識をもてるきっかけになり得ているのではないかと思います。 人と人が繋がり、コミュニティが形成される上で、こういう場所の存在はとても大切なことなのだと、コミュニティ・カフェに係わってみて実感しています。このような場所がここのように新しい住宅地の中だけではなくて、既存の街、普通の街にもあったらいいのになぁ。自分の住む街にもあったらいいのになぁと思ったりします。たとえば、公民館がもっとおしゃれに使えたら、用事がなくても気軽によって、誰かと会える場所であったら。自分の街がもっと好きになり、この街に住んでることがもっと楽しくなるんじゃないかな。 みんなに愛され支えられている某新興住宅地のコミュニティ・カフェ。今日も子どもたちが「まったね〜!」と帰っていきました。コミュニティ・カフェの穏やかな1日の夕暮れに徒然と。また来週、カフェでの素敵な時間と出会いをお楽しみに!